水を調べよう!!金沢大学 分析・環境科学研究室
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はじめに
 最近、理数系科目の学力低下が社会問題化しており、学校教育における授業時間数の削減と重なって、多くの教育現場では課外授業、補習、塾などで学習時間の減を補う等の対策がとられています。しかし、「理数科嫌い」の生徒を「理数科好き」に変えるには、学習時間を多くすることだけでは限界があります。私たちの身の回りは多様な娯楽であふれており、それらに匹敵するくらい理科や数学を学ぶことが楽しくなければ好きになれません。
 本来、理科や数学は面白いモノであると思います。現在、私は大学で化学の研究に従事していますが、小学生の頃を振り返ると本当に理科が大好きでした。一方で、科学に関する話題として、あらゆる年齢層で地球環境に対する関心が高まっています。
簡易比色計による水質分析
特に、身近な海や川では、科学が形を持って身の回りの現象として現れます。日々の生活の中で身近に感じている水環境を通して科学の面白さを少しでも伝えることができたら「理数科好き」が増えてくれるのではないか?学校で理科や数学を積極的に学ぶ動機やきっかけとなるのではないか?そのように考えて、海や川の水質調査・環境調査の方法を解説するホームページを立ち上げました。
 このホームページでは、海や川などの水環境を調査するための観測器具と分析機器の作り方や使い方、水質調査の方法を紹介します。「誰でもできる水質分析」と言えるレベルを目標に、掲載内容を分かりやすく、実践的な方法にまで発展させたいと考えています。具体的には、以下の点を心がけました。
・安価に自作できる観測機器や分析器具を用いる。
・水質分析では、簡単ではあるが専門機関の分析に準じるくらい正確な方法を紹介する。
・手器具の作成、水質分析では、手作り感を重視して、モノづくりを体験する。
・ブラックボックスをつくらず、基本原理を分かりやすくする。
・水質調査のノウハウを示す。
・ホームページが難しかったり、実験がうまくいかなかったときのために、質問コーナーとして掲示板を設ける。
・掲示板の内容は、ホームページの進化に役立てる。また、ログを記録する。
 中学生以上の科学の知識で、環境調査や水質分析ができるような方法を紹介したいと考えています。「中学・高校における総合的学習の時間」、「小学生対象の科学教室」、「市民レベルの環境調査」等々、科学の学習や啓蒙活動に少しでも貢献できれば幸いです。
2004年4月 管理者ら(長谷川、高橋、下村)