研究室のアカデミックポリシー

 分析・環境化学研究室での卒業研究を望む皆さんへ






 分析・環境化学研究室では、学類4年と博士前期課程2年の三年間(意欲があれば博士後期課程3年間も加えて)以下の課題に関して学ぶことを目的としています。

 (1) 自由な発想を生む創造力、科学的な分析・理解力、分析化学、環境化学に関する専門知識
 (2) 研究、プレゼンテーション、文章、資料作成などの技術
 (3) 組織で活動する上でのコミュニケーション(協調性、指導力など)に関する能力

 卒業研究を通して皆さんの能力を養っていくことが、我々の仕事であり、願いでもあります。我々スタッフの情熱はこの点に注ぎたいと考えています。当研究室では、研究者・技術者として社会で通用する力を身に付けるために、大学院への進学を強く推奨します。学類卒では、一つの分析法や課題をマスターするだけで一年間が終わってしまうので、最新の分析化学の手法を環境化学の課題解決に適用することを目指している我々の研究分野では研究者・技術者としての能力を教えることができず、限界があります。当研究室では、一つ上の世界を目指すことのできる研究者・技術者を育てたいと考えています。

 研究室は、研究に取り組みながらその活動を学ぶ場であり、その中で挙げた成果をまとめて研究者・技術者として認められるものであるということを常に心がけるようにしてください。研究室における失敗は実社会と違ってやり直しが効きますが、学類4年と博士前期課程2年の三年間はとにかく短いです。社会にでる直前の貴重な実習期間として、向上心を持ち続けながら無駄にすることなく過ごしましょう。





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